あなたは普段睡眠時間をしっかりと確保できていますか?
「最近仕事が忙しくて、あまり寝ていないのが現状・・・」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
では、睡眠をしっかりととれていないと、どうなってしまうのでしょうか。
そこで今回は、みなさんに睡眠の大切さを見直してもらうために、睡眠とストレスの関係をご紹介します。
〇そもそもストレスは身体にどのような影響を及ぼしてしまうのか?
ストレスが睡眠にどのような影響を及ぼしてしまうのか知る前に、まずはストレスが身体全体に対してどのような影響を与えてしまうのか、ということを確認しておきましょう。
まず、人はストレスを感じると体内にある臓器や脳といった場所から神経伝達物質またはホルモンを分泌すると言われています。
そして、このときに分泌された神経伝達物質やホルモンはストレスを解消するように身体に対して働きかけてくれます。
低度のストレスであれば、この働きかけによって身体に悪影響を及ぼさずに済むのですが、重度のストレスを感じている場合にはこのストレス解消を働きかける物質を生み出す臓器が機能不全に陥ってしまうのです。
〇睡眠とストレスの関係について
では、ストレスが身体全体にどのような影響を及ぼすのか、ということを確認したところで、睡眠がストレスの原因になるのかどうかを見ていきましょう。
あなたは睡眠を重要視していますか?
実は、睡眠は脳をおリフレッシュさせてあげるためにとても大切な時間なのです。
「でも日々のストレスが原因になって、なかなか寝付くことができない」そんな方もいらっしゃることと思います。
これは、脳内にあるドーパミンと呼ばれる興奮作用を持つ物質やノルアドレナリンが活発に活動しているためだと考えられています。
ストレスが原因になって、就寝時にもこれらの物資が脳内で活発に活動している場合、夜寝付けなかったり、寝られたとしてもその睡眠は眠りの浅いものになってしまいます。
人は、深く寝ている間に一日の記憶を整理しているとも言われています。
そのため、毎日の眠りが浅いものになってしまうと、頭がスッキリとしないどころか、記憶力も悪くなってしまいます。
社会人や学生にとって記憶力の低下はなんとしてでも避けたいものではないでしょうか。
このように、ストレスを抱えていると、身体全体に対して悪影響を及ぼすどころか、睡眠にまで影響を及ぼしてしまいます。
しっかりと質の良い睡眠をとるためにも、一度あなたがどのようなストレスを感じているのか振り返ってみいてはいかがでしょうか。